【2013年 12月 12日】
- ■ 初期設定 (GCW Zero)
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- + [日付と時刻]
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最初にシステムクロックの設定を行います。
- L ボタンと R ボタンでメニューの applications を選択します
- D-PAD で Clock を選択し A ボタンで起動します
- D-PAD で SETUP を選択し START ボタンを押します
- D-PAD で 年月日時分を設定します (左右で項目の移動、上下で値の変更です)
- D-PAD の左右で SET を選択し START ボタンを押します
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SELECT ボタンで戻ります
(もう一度 SELECT ボタンを押すとメニューまで戻ります)
- + [開発環境]
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Ubuntu 13.10 x86_64 にクロスコンパイル環境を作成します。
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http://www.gcw-zero.com/develop
から GCW Zero Toolchain をダウンロードします。
% cd /tmp % wget -nd -N http://www.gcw-zero.com/files/opendingux-gcw0-toolchain.2013-10-04.tar.bz2
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/opt に展開します。
% cd /opt % sudo tar xf /tmp/opendingux-gcw0-toolchain.2013-10-04.tar.bz2 % sudo chown -R root:root gcw0-toolchain
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- ■ 超適当な OPK ファイルの作り方 (GCW Zero)
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- + [プログラム]
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SDL を使って普通に作ります。
- + [コンパイル]
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GCW Zero 用の Makefile を作成します。
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クロスコンパイラを設定します。
CROSS_COMPILE = /opt/gcw0-toolchain/usr/bin/mipsel-gcw0-linux-uclibc- CC = $(CROSS_COMPILE)gcc
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GCW Zero のルートディレクトリイメージを設定します。
SYSROOT = $(shell $(CC) --print-sysroot)
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クロスコンパイラ用の sdl-config を利用して必要なオプションを設定します。
IFLAGS = $(shell $(SYSROOT)/usr/bin/sdl-config --cflags) LFLAGS = $(shell $(SYSROOT)/usr/bin/sdl-config --libs)
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- + [パッケージング]
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パッケージ作業用のディレクトリを作成します。
% mkdir opk_root % cd opk_root
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このディレクトリにプログラムファイルをコピーします。
% cp <ビルドディレクトリ>/exec_sample ./
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PNG フォーマットでアイコンファイル (exec_sample.png) を作成します。
アイコンのサイズは、32 x 32 です。 -
以下の様な、メタデータ用のファイル (default.gcw0.desktop) を作成します。
[Desktop Entry] Name=Exec Sample Comment=Execute Sample Ver. 001 Exec=exec_sample Icon=exec_sample Terminal=false StartupNotify=true Type=Application Categories=applications;
行頭に空白を入れると誤動作する様です。
アイコンファイル名の拡張子 (.png) は省略します。
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一つ上のディレクトリに移動し、OPK ファイルを作成します。
% cd .. % mksquashfs opk_root exec_sample.opk -all-root -noappend -no-exports -no-xattrs
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OPK ファイルは、microSD カード等にコピーして GCW Zero に持って行きます。
% cp exec_sample.opk <microSD カードのルート>/apps/
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default.gcw0.desktop の Categories で指定した場所にアイコンが表示されます。
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