【2016年 10月 11日】
- ■ unagi (Linux)
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- + [前書き]
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unagi - client の anago を Xubuntu 16.04 でコンパイルしましたので、 その手順を書き残しておきます。
- + [必要ライブラリのインストール]
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% sudo apt-get install libusb-dev % sudo apt-get install libwxgtk3.0-dev
- + [Squirrel]
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Xubuntu 16.04 では Squirrel 2.2.5 はコンパイル出来ませんでしたので、 Squirrel 3.1 を使います。
Squirrel - The Programming Language からダウンロードします。
% tar xpf squirrel_3_1_stable.tar.gz % (cd squirrel3 ; make)
- + [kazzo]
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famicom cartridge bus simulator 'kazzo' をダウンロードします。
% git clone https://github.com/sharkpp/unagi_kazzo.git
必要であれば、unagi_kazzo/firmware/kazzo_request.h の USB_CFG_DEVICE_ID を変更します。
- + [unagi]
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unagi - client をダウンロードします。
% git clone https://github.com/sharkpp/unagi_client.git
unagi_client/anago ディレクトリに移動します。
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Squirrel のバージョンアップに対応する修正を squirrel_wrap.c に行います。
sq_setprintfunc(v, print_stdout); ↓ sq_setprintfunc(v, print_stdout, NULL);
print_stdout ではなく print_other の方も修正します。
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wxWidgets のバージョンアップに対応する修正を nescartxml.cpp に行います。
GetPropVal ↓ GetAttribute
何箇所かありますので、全て修正します。
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Makefile.unix の SQUIRREL と KAZZO を適切に設定し make します。
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- + [patch]
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以下にパッチを置いておきます。
% ls squirrel3 unagi_client unagi_client_001.patch.gz unagi_kazzo % cd unagi_client % gzip -cd ../unagi_client_001.patch.gz | patch -p1 % cd anago % make -f Makefile.unix
progress 表示の修正も入ってますが、正しいかは不明です。
一般ユーザーで anago を使いたい場合は、61-kazzo.rules を参照してください。
【2015年 04月 25日】
- ■ PRiNCETON PCA-DAV4 (Linux)
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- + [Vendor ID & Product ID]
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Ubuntu 14.04 x86_64 な PC に挿して lsusb で見ましたら、
Bus 001 Device 013: ID 117f:520b
でした。
殻割りしてみましたら、eMPIA EM2980 が載ってました。
現状、Linux では動きそうにないですね。
【2014年 12月 19日】
- ■ TEAC UD-301 (Linux)
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- + [Vendor ID & Product ID]
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Ubuntu 14.04.1 x86_64 な PC に挿して lsusb で見ましたら、
Bus 002 Device 004: ID 0644:804a TEAC Corp.
でした。
- + [USB Audio]
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dmesg で見ますと以下の様に認識しています。
usb 2-1.8: new high-speed USB device number 4 using ehci-pci usb 2-1.8: New USB device found, idVendor=0644, idProduct=804a usb 2-1.8: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3 usb 2-1.8: Product: TEAC UD-301 usb 2-1.8: Manufacturer: TEAC Corporation usb 2-1.8: SerialNumber: 002B00003DE504814E452827500B0019 usbcore: registered new interface driver snd-usb-audio
192kHz/24bit なデータも正常に再生されました。
- + [S/PDIF 入力]
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MSI X79A-GD65(8D) Frio Adv. のオンボードサウンドの同軸デジタル出力を繋ぐと、 192kHz/24bit なデータがロックされずに音が出ません。
96kHz/24bit 等は正常に音が出ますので、 MSI X79A-GD65(8D) Frio Adv. のオンボードサウンドの同軸デジタル出力は、 ジッター (?) が多いのでしょうか。
【2014年 04月 17日】
- ■ GW-450S【手裏剣】の Linux ドライバ (Linux)
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- + [Vendor ID & Product ID]
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Version 4.2.4 で確認したのですが、GW-450S【手裏剣】の Vendor ID と Product ID が登録されていません。
RTL8811AU_linux_v4.2.4_9533.20131209/driver/rtl8811AU_linux_v4.2.4_9533.20131209/os_dep/linux/usb_intf.c
の 317行目ぐらいに
{USB_DEVICE(0x2019, 0xAB32),.driver_info = RTL8821},
を追加すると良さそうです。
某 Handheld PC 用にコンパイル していて気が付きました。
【2012年 05月 02日】
- ■ FUJITSU FMV-STYLISTIC TB12/S (Linux)
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- + [Lubuntu 12.04]
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Ubuntu 12.04 の 32bit は PAE カーネルなので、インストールが出来ないらしいです。
<追記>
あー、この PC の Pentium M は PAE をサポートしてました。
Ubuntu 14.04.1 なインストールディスクからブート可能でした。
</追記>
Ubuntu 11.10 からのアップグレードも面倒でしたので、 Lubuntu 12.04 (非 PAE カーネル) をインストールする事にします。
USB キーボードを繋いで、さくさく行きますよ。
- + [onboard]
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インストール後、タブレットも使えますが onboard (オンスクリーンキーボード) が有りません。
% sudo apt-get install onboard
で入りますが、正常に動きません。(真っ黒のウィンドウになります)
% sudo apt-get install mousetweaks % sudo apt-get install xubuntu-desktop
等として動く様になりましたが、ログイン画面に起動メニューが無いです。
(Ubuntu のログイン画面では、メニューから起動可能です)
ログイン画面で強引に起動してみましたが、今度は入力が出来ません。
(ログイン後に onboard を起動すれば入力可能です)
いろいろと余分なパッケージも入れなければなりませんし、onboard は諦めて matchbox-keyboard を使う事にしました。
- + [matchbox-keyboard]
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matchbox-keyboard をインストールします。
% sudo apt-get install matchbox-keyboard
ログイン画面で matchbox-keyboard を起動させる為、以下のファイルを編集します。
% sudo /etc/init.d/lightdm stop % sudo vi /usr/lib/lightdm/lightdm-greeter-session % sudo /etc/init.d/lightdm start
これで matchbox-keyboard は起動しますが、以下の様に残念な感じになります。
(画面は、VMware Player で代用してます)
(ログイン画面のスクリーンショットが取れましたので、入れ替えました)なので、matchbox-keyboard のソースに手を加えます。
まず、matchbox-keyboard のコンパイル環境を作成します。
% sudo apt-get install devscripts % sudo apt-get build-dep matchbox-keyboard
ソースを取って来ます。
% mkdir ~/src % cd ~/src % apt-get source matchbox-keyboard % cd matchbox-keyboard-0.1+svn20080916
以下のファイルを編集します。
% vi src/matchbox-keyboard-ui.c % vi src/matchbox-keyboard.c
コンパイルします。
% debuild -us -uc
インストールの前に、現在の matchbox-keyboard をアンインストールします。
% sudo apt-get remove matchbox-keyboard matchbox-keyboard-im
インストールします。
% cd .. % sudo dpkg -i matchbox-keyboard-im_0.1+svn20080916-5_i386.deb matchbox-keyboard_0.1+svn20080916-5_i386.deb
これで matchbox-keyboard が、画面の下に表示されます。
(画面は、VMware Player で代用してます)
(ログイン画面のスクリーンショットが取れましたので、入れ替えました)
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